【大規模修繕】10年瑕疵保険付きの防水工事を行いました
こんにちは!こうちゃんペイントです。
紫陽花が咲きはじめています。
ピンクや青が色とりどり、とってもきれいですね。
紫陽花は土の成分で色が変わるんだとか。 先日見かけたのはなんと黄色い紫陽花でしたが、いったいどんな土の成分なのでしょうか…。
さて今回は、先日完了した福祉施設の屋上防水工事についてお伝えします。
いつもは住宅に関する工事がメインのこうちゃんペイントですが、今回は施工範囲も広く、工期も長い大規模修繕工事のご紹介をさせていただきます。
ご依頼の経緯は、以前お住まいの塗装を担当させていただいた方によるご紹介です。
お勤め先で屋上防水ができる会社を探していたところ、こうちゃんペイントが塗装の仕事をしっかりやってくれた、という事を思い出して、ご相談いただきました。
相見積もり2社ということでしたが、見積もりや工事内容、こうちゃんの人柄を見ていただき、ご縁をいただきました。
金額だけではなくこうちゃんペイントの仕事ぶり、信頼を頂いて、という点が、とても嬉しい事でした。
今回の防水工事は瑕疵保険使用で10年間の保証付きで行いました。
屋上は漏水が起こると、建物にたいへんな影響を与えてしまいます。
長期保証は施工に自信があるからこそお付けし、ずっと安心してお使いいただくための大切な要素なんです。
瑕疵保険が適用されるためには、工事の着工前と完了後、第三者機関の現場検査を通過する必要があります。
こちらは着工前検査の様子。
検査員の方が、直接現場を目視・計測、あわせて書類や図面の確認、聞き取りを行っていきます。
もちろんこうちゃんも立ち合います。
こちらは工事前の状態です。
汚れはあるものの、大きな防水劣化は見られませんでした。
しかし、目地やドレン(排水部分)の周りの劣化が目立ちました。こういった部分の劣化がさらに進むと、漏水につながってしまいます。
今回の改修はまさに、ちょうど良いタイミングでした。
そしていよいよ工事がスタート。
今回の施工は「ウレタン防水工法」を選択しました。
ゴム状で弾力のある防水で、液体状の材料を使って現場で仕上げるため、複雑な形状の場所でも継ぎ目のないフラットな防水膜を加工できます。
メリットの多いウレタン防水ですが、手作業が多いため技術力が問われる工法でもあります。
こうちゃんペイントの『職人たちの腕の見せ所』です!
まずは現状の防水を撤去、削り落とし、徹底的に清掃していきます。
それが終われば、次は下地処理です。
ひび割れや劣化している箇所を補修したうえで、目地をシーリング処理していきます。
その次に数種類の下地材を塗布、さらに通気シートを張っていきます。
このシートを張ることで、防水がより変形に強くなり耐久性がアップします。
そして最後の仕上げ工程。
最後、と言ってもウレタンを2層塗り、さらにトップコートで仕上げます。
それぞれしっかり乾燥期間を設けるのが成功のポイント。トップコートは防水材を紫外線などから保護する大切な工程です。
下地から仕上げまで、いくつもの層によって形成されていくことで本来の防水機能を保ち、雨漏りや老朽化を防ぐ役割を長期に渡り保たせていきます。
そうして完成したのがこの通り、
つるつるのピカピカ、継ぎ目のない塗膜がとても美しいですね!
もちろん、立上りやドレンなどの細かい部分も徹底しています。
今回の防水工事、実は屋上防水だけでなく貯水タンクの補修・防水工事も合わせて行いました。
すでに水漏れを起こしていた貯水タンク、水道代が余計にかかっていたことからご依頼者様の悩みの種となっていたのです。
今回、タンクを交換せずに補修する施工をご要望いただきましたので、水を抜き内外部に防水工事を施すご提案いたしました。
タンクには入居者様の入浴に必要な水が貯水されており、入浴などの時間が限られていたため時間内での施工を心がけました。また、新規で給水管の設置をしたり、その他、予想外の出来事もありご迷惑をお掛けいたしましたが皆さまの温かいお気遣いから無事に完成を迎えさせていただきました。
水漏れが止まったタンクは、災害時にも使用できる貯水タンクへと進化を遂げることもでき、安心へと繋がります!
今回の工期はお天気の関係もあり、予定していた1ヶ月強から2ヶ月程へ伸びましたが、しっかりと丁寧な施工ができ、満足のいく状態でのお引き渡しとなりました。
工事完了後、施主様、職員の皆さまにとても喜んでいただき、「本当に頼んでよかった!」とのお声をいただきました。数えきれないほど工事を行っていますが、何度でも嬉しい瞬間ですね。
まとめ
住宅に関する工事が多いこうちゃんペイントですが、今回のような規模の工事もお受けしています。
理想のプランやご希望の予算によってさまざまなご提案をいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。