リフォームにかかる期間はどのくらい?場所別の目安や、工期が延びてしまう原因も解説。
リフォームを考えているけれど、どのくらいの期間がかかるのか分からず、なかなか計画を立てられない、という方も多くいらっしゃると思います。
今回は、リフォームにかかる期間の目安を場所や、リフォームの種類別に紹介いたします。
工期が伸びてしまう場合の原因、リフォーム計画を立てる際のポイントも紹介いたしますので、是非最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 部位別のリフォーム期間
- 工期が伸びてしまう可能性や事例
キッチンリフォームの期間
キッチン丸ごと取り替え
2~3日程度
既存のキッチンを解体や搬入に1日程度かかってしまうため、最低でも2日程度かかります。
壁紙や床の張り替えなどを同時に行う場合は3日程度、キッチンの形やサイズの変更、給排水、電気工事が必要な場合は、5日ほどかかる事例もあります。
加熱機器やレンジフードの取り替え
1日程度
加熱機器やレンジフードは一般の家電と同様、10~15年程度で寿命を迎えます。
キッチンの寿命は20年以上のものが多く、全体リフォームの前に取り替えが必要となる事例が多くあります。
配線工事などがなければ、半日~1日程度でリフォームが完了します。
ガスからIHに変更したり、レンジフードの種類変更などで、大工作業や配線工事が必要な場合は2日程度かかる事もあります。
ワークトップの修繕
半日程度
ワークトップが人工大理石の場合、ひび割れや欠けた箇所を部分的に修繕する事ができます。
ワークトップを丸ごと取り替える場合は、現場でサイズ調整が必要となる事もあるため、リフォームに1日程度かかる場合があります。
蝶番やレールの修理・取り替え
数時間~半日程度
キッチン構造全体の中で、寿命の短い部位が、収納に使われている蝶番やレールです。
金具の取り替えのみで数時間、金具に合わせて建て付けの調整が必要な場合は半日程度かかります。
バスルームリフォームの期間
ユニットバスからユニットバスへ交換
2~3日程度
既存のユニットバスを撤去して同じ企画のユニットバスを設置します。
修繕工事などの必要がなければ2日程度で完了します。
在来浴室からユニットバスへ交換
5~8日程度
在来浴室の解体撤去、給水排水工事、土間打ちなど、ユニットバスに合わせた工事が必要となるため工期は長くなります。
在来浴室から在来浴室
7日程度
浴槽の撤去、シャワー水栓の取り替え、床や壁の張り替えなど、一箇所ずつ工事が必要なため工期が長くなります。
給湯器の取り替え
半日程度
交換工事は半日程度で完了します。
給湯器の場合は、在庫の有無によって、設置できる日まで長い期間待たなければいけない可能性があります。
希望の機種がある場合は、在庫確保から始めるとスムーズです。
水栓・シャワーの取り替え
半日程度
シャワーや水栓は、バス全体の中で寿命が短く、8年程度で交換が必要となります。
既存のバスに取り付け可能な種類を選ぶ必要があります。
床の修繕
半日~1日程度
床にひび割れが生じたり、汚れが落ちなくなった場合は、床のみをリフォームする事も可能です。
床のみを張り替えると大掛かりな工事となってしまい、コストパフォーマンスが悪いため、重ね張り、または塗装を行うのが一般的です。
修繕工事の必要がない場合は、半日程度でリフォームが完了しますが、接着剤や塗料が乾くまで、2日程度お風呂が使用できない可能性があります。
壁の修繕
1~2日程度
床と同様、落ちない汚れや小さなひび割れなどは、重ね張りか塗装で修繕可能です。
壁を修繕する際、コーキングに劣化が見られたり、寿命が近い場合は打ち直しが行われます。
浴槽の取り替え
1~5日程度
在来浴室の場合は浴槽のみを取り替える事も可能です。
ユニットバスは、浴槽置き型タイプの場合のみ交換可能、埋め込みタイプの場合、浴槽のみを交換する事はできません。
浴槽を置き換えるだけで完了する場合は1日程度、給排水工事や下地の補修が必要となる場合は5日程度かかってしまう事例もあります。
トイレリフォームの期間
トイレ丸ごと取り替え
半日~3日程度
一般的な洋式トイレの交換工事は半日程度で完了します。
床や壁紙の張り替えを同時に行っても1日程度で作業は終了します。
システムトイレを設置する場合、手洗いの増設などが必要になると2日程度、和式トイレから洋式トイレへ変更する場合は、配管や下地の工事が必要となるため3日程度かかります。
部品交換・修理
数時間~半日程度
部品やパッキンの劣化が原因でトイレが故障してしまった場合は修理が可能です。
作業は数時間~半日程度で終了します。
トイレが古く、流す水の量が多い場合、部品が手に入りにくい場合は、丸ごと取り替えがおすすめです。
便座・ウォシュレット取り替え
数時間~1日程度
ウォシュレット付き便座の取り替えは、数時間で作業が終了します。
ウォシュレットを新しく設置する際、電気配線工事が必要となる場合は1日程度かかります。
トイレの内装工事
半日程度
壁紙や床の張り替え、収納棚の設置など、内装リフォームを行う場合、工期は半日程度です。
便器の取り替えを行う際、ほとんどの場合は床の張り替えが必要となります。
トイレ全体の寿命が近い場合は、同時にリフォームを行いましょう。
こうちゃんリフォームは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。リフォームだけでなく、外壁屋根塗装も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
内装リフォームの期間
床・フローリング
1~2日程度
フローリングを張り替える場合、家具の移動や既存の床を撤去する作業があるため完了まで2日程度かかります。
カバー工法で床を重ね張りする場合、既存の床を撤去する必要がないため1日で作業は完了します。
畳
半日~10日程度
工期はリフォームの方法によって大きく変わります。
【裏返し】
数時間程度
裏と表を返して新しい面を表にする方法。
【表替え】
1日程度
職人が道具を持ち込み、畳表と畳縁を新品へ交換する方法。
【新調】
2~10日程度
職人が採寸をして、新しい畳を製作し新調する方法。
畳が出来上がるまでの期間は業者によって大きく変わる。
クロスの張り替え
1~2日程度
部屋数や広さによって工期は前後します。
雨漏りやカビの発生による修繕工事が必要な場合は2~3日程度かかってしまう事もあります。
タイル張り
1日程度
壁にエコカラットなどのタイルを張る場合、1日程度で作業は終了します。
面積が広い場合や、数箇所にリフォームを行う場合は工期が長くなります。
間取り変更リフォームの期間
7日~1ヶ月程度
間取りを変更する場合、リフォームの規模によって工期は大幅に変わるため、業者に相談し、工期を確認しましょう。
壁を一箇所撤去するだけでも、補強工事や内装も含めて工期は7日程度かかります。
断熱リフォームの期間
窓
1日程度
断熱窓へリフォームする場合、既存の窓枠に新しいサッシを被せるカバー工法で施工されます。
工期が短くコストも抑えることができるためおすすめです。
窓枠の修繕が必要な場合、窓のサイズが特殊で、カバー工法が行えない場合は、丸ごと交換となります。
雨漏り修繕が必要な場合は工期が長くなります。
玄関ドア
1日程度
断熱性の高い玄関ドアへ変更する場合、窓と同様、カバー工法がおすすめです。
既存のドア枠に合わない場合や、下地の修繕が必要な場合は工期が長くなります。
断熱材充填
2日~1ヶ月程度
断熱材を充填する箇所や方法によって工期は大きく変わります。
【床】
床下から充填する場合は1日程度(規模による)
床下から充填作業が行える場合は1日程度、床の張り替えが必要な場合は3~6日程度かかります。
【壁】
工期は14日~1ヶ月程度かかります。
壁に断熱材を充填するには、張り替えが必要となるため、大がかりなリフォームとなります。
【天井】
屋根裏から簡単に作業が行える場合は1日程度で作業は完了しますが、天井の撤去などが必要な場合は4日程度かかります。
天井裏の作りや規模によって大きく変わります。
外壁リフォームの期間
外壁塗装
7~10日程度
平均的な作業日数は1週間程度ですが、修繕工事の内容や天候による延期などで工期は前後します。
外壁カバー工法
2~3週間
大きな破損はないが、外壁の寿命が近い場合におすすめな施工方法です。
塗装と同様、住宅の劣化状況や天候によって工期は前後します。
外壁張り替え
3~4週間
既存の外壁を解体し、撤去しなければいけないため、他の外壁リフォームより工期が長くなります。
屋根リフォームの期間
屋根塗装
5~7日程度
外壁塗装と同様、修繕箇所や天候によって工期は前後します。
屋根カバー工法
5~7日程度
外壁と同様、屋根材の寿命が近い場合にお勧めな施工方法です。
塗装処理が行えないパミール屋根などにも有効です。
こちらも天候や修繕箇所によって工期は前後します。
屋根張り替え
7~10日程度
外壁と同様、既存の屋根材を解体し撤去する必要があるため、工期が長くなります。
工期が長引く可能性と原因
【工期が伸びる原因】
悪天候が続く
外壁塗装などは雨が降ると施工できません。
リフォーム開始後に新たな劣化箇所が見つかる
解体後、外からでは判断できなかった劣化が見つかる事もあります。
追加の修繕作業が必要となります。
施工中にプランを変更した
リフォームの工程で棚の高さ変更や収納の追加など、プランを変更する事もあります。
繁忙期
繁忙期にリフォームをお願いした場合、悪天候などによる工期の延長を調整しきれず、工事の開始日が遅れてしまう事もあります。
近隣トラブル
リフォーム工事中に近隣トラブルが起きてしまうと、解決するまで工事を再開できない事もあります。
リフォーム計画を進める際の注意点
リフォームは新築住宅と違い、工事中に追加の修繕が必要になる事も多いため、あらかじめ工期より長めに予定を組んでおく必要があります。
マンションリフォームの場合は、独断でリフォームを行う事が出来ません。
組合や管理会社へ申請し、承認してもらう必要があります。
申請から1か月程度で承認される事がほとんどですが、組合によって2か月程度かかる事もありますので、余裕をもって申請を済ませておきましょう。
まとめ
今回は、リフォームにかかる日数を場所別に紹介いたしました。
リフォームの工期は天候や修繕箇所によって大幅にずれ込む事が多くあります。
余裕を持ったリフォーム計画を立てる必要があります。
在宅している必要がある日も、事前に確認しておきましょう。
こうちゃんリフォームは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。リフォームだけでなく、外壁屋根塗装も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
- 2025年02月17日