ガス給湯器交換

「ガス給湯器の様子がいつもと違う」「お湯が出にくくなった」など、ガス給湯器の不具合でお悩みの方もいるでしょう。
給湯器は10年過ぎたら交換を検討してもよいといわれます。

この記事では、給湯器の寿命を判断するポイントや給湯器の選び方、依頼するときに安心な業者の選び方などをご紹介します。
給湯器の交換をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

1. ガス給湯器の寿命はどのくらい?

ガス給湯器の寿命は、おおよそ10年が目安とされています。
設置状況や使用頻度により寿命も異なりますが、取り付けてから10年前後ほど経過したら不具合が出てくる可能性あります。

「そろそろ寿命かな」と判断する不具合ポイントは、
「エラーが出る」「異常な音」「お湯が出ない」「お湯になるまで時間がかかる」「今までと違うニオイ」などです。

屋外に設置している場合は、本体のサビが目立ってきたときも寿命の判断の一つになります。

給湯器は古くなると、音が大きくなったり振動が激しくなったりします。
また、燃焼異常が起きるとお湯が出なくなったり、時間がかかったりするほか、燃焼異常のニオイがすることがあります。
いつもと様子がおかしいと思ったら、購入後からどれくらい経過しているのか確認してみましょう。

「まだまだ使えるのでは…」と期待する場合もありますが、冬場に突然お湯が出なくなるととても不便を感じます。
また最近はコロナ禍の影響で、ガス給湯器が品薄になっています。様子がおかしいなと感じたら、早めの交換を検討しましょう。

2. ガス給湯器の選び方

ガス給湯器を選ぶときは、「号数」と給湯器の機能別の「タイプ」を選びます。

「号数」は、お湯をつくれる量によって異なります。また「タイプ」は、追い焚きや保温など、主にお風呂での機能別に種類があります。
それぞれを詳しくご紹介します。

(1)号数

号数は、水温+25℃のお湯が1分間に出る量(L)を指します。20号なら1分間に20Lのお湯が出せることを意味します。
号数が大きいほどお湯を作る能力が高い給湯器であるということです。主な号数と使える範囲の目安は次の通りです。

  • 【16号】同時にお湯を使う機会が少ない単身者
  • 【20号】たくさんお湯を使う機会が少ない2人家族
  • 【24号】同時にお湯を使う機会が多い4人家族

冬季など水の温度が低いときは、お湯をつくる量やかかる時間も異なりますので、ゆとりを持った号数で検討するとよいでしょう。

(2)タイプ

給湯器タイプは、機能により「フルオート」「オート」の2種類に分けられます。
どの機能があれば便利なのか、暮らし方に合わせて検討しましょう。

「フルオート」は、お湯はりから追い焚き、保温、足し湯までスイッチひとつで自動運転してくれるタイプです。
設定温度を保つよう自動で温めてくれますので、家族の入浴の時間帯が異なる場合でもいつも快適な温度に保たれます。
お湯の量が一定数減ると自動で足し湯もしてくれますので、家族数の多い家庭におすすめです。

「オート」は、お湯はりから追い焚き、保温まで自動運転してくれるタイプです。自動運転中はいつでも設定温度が保たれます。
足し湯をしたい場合は、自分でスイッチを押す必要があります。

3. 安心な業者の選び方

給湯器を交換するときに悩むのが、業者選びではないでしょうか。
どこに依頼すれば安心なのか、また信用できるのかなど不安なことが多いものです。
ここでは、安心な業者を選ぶためのポイントをご紹介します。

(1)すぐ対応してくれる地元の業者が安心

まずは、すぐに対応できる可能性が高い地元の業者を探しましょう。給湯器の不具合は突然起きることが多いのが特徴です。
お湯が使えないと生活がとても不便になりますから、できるだけ早く対応してくれる地元の業者がおすすめです。
事前に不具合の事象やメーカー、給湯器の種類などを伝えて、修理なのか交換なのかの目安を確認すると安心です。

(2)ガス取り扱いの国家資格を持った業者に依頼を

ガス機器の修理・交換は、専門の国家資格を持った業者に依頼しましょう。
機器の修理や交換の実績が豊富な業者かどうか、会社のホームページなどで確認しましょう。
お客様のクチコミも参考にするとよいでしょう。

(3)契約前に保証内容を確認しましょう

万が一のために、保証内容を確認します。給湯器を交換したあとに不具合が出るケースもあります。
施工後のアフター対応がどの程度期待できるのか、どこまで保障範囲なのか事前に明確にしてから依頼しましょう。

まとめ

今回は、給湯器を交換するときの判断に必要な寿命の目安や、給湯器の選び方についてご紹介しました。
実際に交換するときに重要な業者の選び方も参考にしてください。
「そろそろ給湯器が寿命かも…」とお考えの方は、ぜひ当店へご相談ください。

また、給湯器交換とあわせて、浴室リフォームも検討されている方はこちらのページをご覧ください。

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